「ヒステリックなアラサーって、イタイ…」

仕事の遅い部下に対してイライラして怒鳴り散らしてしまったり、些細なことで彼氏と喧嘩して泣きわめいてしまったり…。日常生活の中で、つい感情的になってしまうことって、あると思います。でも、そんなアラサー女子たちに対する世間の評価は案外厳しめ。「ヒステリックなアラサーって、イタイ」「何事にも冷静に対処すべき年齢なのでは」といった意見も多いです。
女性は月経周期によってホルモンバランスが乱れ、精神的に不安定になりやすい時期があるのは事実。でも、周囲はそんなあなたの事情を知る由もありません。とはいえ、一方的に不名誉な評価を下される状況には、納得できませんよね。それならいっそのこと、日常的なイライラを抑えることによって、根本的な解決に乗り出してみませんか?
怒りの感情をコントロールする効果的な方法4つ
①怒りのピークを過ぎるまでじっと耐える

怒りの感情には、必ずピークがあります。「ついカッとなって、やった」という事例にあるように、怒りがピークに達すると思い切り感情を発散し、時に暴力的な言動に通じてしまう危険性があります。一般的に、ピークに達した怒りの感情は数秒間しか持続しないといわれています。頭に血が上る感覚を覚えたら、数秒間じっと耐え、イライラが過ぎ去るのを待ちましょう。
②イライラの原因・理由を究明する

イライラして相手に当たってしまいそうになったとき、まず「なぜ自分が怒っているのか」客観的に観察し、原因を究明することは非常に効果があります。なぜなら、怒りの感情には根幹になる理由が必ず存在しますが、実際に感情的な言動に移行している段階では、怒りが怒りを呼んでいるケースが非常に多いからです。
改めて今の自分の感情の奥底に潜んでいる原因を、冷静に分析しているうちに、頭が冷えて怒りの感情は鎮まります。また、改めて気づいた根本的な議題から、相手と建設的な話し合いの機会を得ることができるでしょう。
③その場から離れる

目の前に怒りの対象がいて、自分の怒りの感情をコントロールできなくなった際に有効な手段です。怒りの感情が起こった場から離れることにより、自分のイライラをリセットさせる効果を期待できます。
別の部屋に移るだけでも効果はありますが、屋外に出て散歩をしたり、景色を眺めたりすることによって、冷静に自分の感情と向き合うことができるでしょう。
④深呼吸をする

イライラを感じたら深呼吸をするという対処法はよく耳にしますが、生理学的にも効果が証明されている方法です。深呼吸をすることにより、副交感神経のはたらきが高まり、心のリラックス効果が期待できます。
この時、怒りの感情を無理に抑え込むのは逆効果です。その時に自分が感じている心の声に耳を傾け、感情的な自分を受け入れてあげることが大切です。心がすーっと浄化されていく感覚を得ることができますよ。
感情をコントロールしてすこやかな毎日を

いかがでしたか?喜怒哀楽は人間らしさを表現するもので、決して悪いことではないのですが、日常的にイライラしてしまって悩むようなことがあれば、ぜひ実践してみてください。常に冷静で朗らかな感情を維持できれば、会社での評価も向上し、彼氏との恋愛も順調に育むことができるでしょう。