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「時短で帰る女性」にもやもやしてしまったら考えたいこと4つ

子育てと仕事を両立させるワーママにとって、もはや時短勤務制度はなくてはならない制度です。ただその一方で、シングルの社員へ仕事のしわ寄せがいっている側面があるのも事実。時短で帰る女性のためにプライベートを削る羽目となることに、もやもやを抱える女性が増えています。

「どうして私が早く帰る人の仕事を負担しなくてはいけないの?」

時短勤務制度。子育てと仕事を両立させるワーママにとって、なくてはならない制度です。2012年からすべての企業に導入が義務付けられており、積極的に活用している女性が多い制度ですが、その一方で、シングル女性や同僚の男性に仕事のしわ寄せがいっている側面もあるようです。「彼女は子育てというプライベートを盾に早く帰るのに、私にはプライベートが許されないの?」と憤る女性も多いとか。

そんなときは、まず大きく深呼吸をしましょう。落ち着いて考えてみると、そのもやもやは解消されるかもしれません。

「時短で帰る女性」にもやもやしてしまったら考えたいこと4つ

将来的に自分が制度を活用する可能性

現状は彼女の仕事のフォローが多く、「不公平」と感じることもあるかもしれません。でも、時短勤務は条件さえ整えば、誰でも利用できる制度です。将来的にあなたも出産をするかもしれないし、そのときにこの制度に助けられる可能性がないとは言い切れません。今は彼女のサポートをする立場、今度はあなたがサポートをしてもらう立場になるというだけ。みんなで助け合いながら働き続けられる環境が、一番の理想ですね。

勤務態度を注意深く観察しているか

彼女の日頃の勤務態度を観察しているでしょうか。権利ばかり主張して横柄な態度を取っていたり、だらだら仕事をしているような人は、実際にはあまりいません。彼女たちは常日頃から、時短で帰ることを周囲に申し訳なく感じながら、与えられた業務はできる限り遂行しようと努力していることに、気がつくでしょう。

時間中に精いっぱい働いて、相応の結果を出している人に対して、それ以上何を求めることができるでしょうか。自分自身の勤務態度についても、改めて見直してみるいい機会かもしれません。

子育てと仕事の両立の大変さについて

子育てはとても大変です。子どもがある程度育つまでは、女性は自分自身のプライベートな時間はまったくといっていいほどなくなります。子育てと家事の両立だけでも忙しいのに、家庭ごとのさまざまな事情によって、時短勤務を必要とするケースは多々あります。その女性は日々目の回る忙しさの中、与えられた仕事に対して責任をもって、ひたむきに取り組んでいるのです。

時短で帰る女性に対し、子育て経験のある女性は多くが理解を示し、より親身にサポートをする傾向があります。実際に経験してみないとわからないものではありますが、できるだけ彼女の立場を思いやる気持ちが大切です。

自分自身のプライベートの充実度

「幸せな家庭があるうえ、更に仕事で成果を出しているなんて羨ましい…」そういった嫉妬の気持ちが派生して、時短で帰る女性の非難に結びついているケースもあります。独身生活の自由を満喫しているつもりでも、自分が手に入れていない家庭の幸せを振りかざす同僚の女性に対し、恨めしさを感じてしまうときがあります。

このケースでは、自ら選んだ人生に自信を持ち、更なるプライベートの充実を図ることが解決策です。シングルはシングルなりの楽しみがあります。例えば、家庭を持っているとなかなか旅行には行けませんが、一人であれば思い立ったらすぐに海外へ飛び立つことさえできます。そのフットワークの軽さを活かし、アンテナを拡げ、もっと充実した人生を追求しませんか。

お互いを認め合い、助け合える関係が理想

あまりにも仕事の負担が大きい場合は、上司へ相談するなどして対策を取りましょう。それぞれがお互いの立場や境遇を理解し合い、仕事上でサポートし合える関係が理想ですね。

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