ブリーチして透明感のある髪になろう！

「髪を綺麗な色に染めたい！」という場合に取り入れておきたいのがブリーチ。ブリーチをする事によってヘアカラーが綺麗に入り、魅力的な髪色に仕上げる事が出来ます。しかし、ブリーチをする時に気になるのが髪へのダメージ。「ブリーチ=髪にダメージが与えられる」というイメージが強い方も多いのではないでしょうか。ブリーチをした時でも、ケアをしっかりと行っていれば髪への影響は最小限に抑える事が出来ます。髪のケアをしながらブリーチをしてヘアカラーを楽しんでみませんか？

今回は、ブリーチによる髪へのダメージを軽減する方法やおすすめのケア方法についてまとめました。普段のシャンプーやトリートメントケアなどを工夫していけばブリーチをした後でも髪へのダメージを抑える事が出来ます。「綺麗な髪色にしたいけど、ブリーチで髪を傷めるのは嫌だ」という場合は、こうしたケアを積極的に取り入れていくのがおすすめ。本記事では簡単に出来るケア方法をご紹介します。ブリーチでおしゃれなヘアカラーにしながら、艶やかで綺麗な髪をキープしていきましょう。

ブリーチすると髪が傷む理由

そもそも、どうしてブリーチをすると髪にダメージが与えれてしまうのでしょうか。それを知る為に、まずはブリーチのメカニズムから見ていきましょう。ブリーチの主な目的は、メラニン色素を分解して脱色する所にあります。人の髪の色は、メラニン色素によって決まりますが、これをブリーチによって分解する事によって明るいトーンの髪色にするのが主な目的。メラニン色素が濃い程アジア人特有の黒髪に、ブリーチでメラニン色素を分解し、脱色すると西洋人のような明るいトーンの髪色に変化します。
ブリーチで髪が傷むのは、この分解・脱色の過程が大きな影響を与えているのがポイント。メラニン色素を分解する為に、ブリーチにはアルカリ剤が含まれています。キューティクルを開いてメラニン色素を分解・脱色する為の薬剤を浸透させやすくするのがアルカリ剤の目的。しかし、アルカリ剤は髪への影響が大きく、髪を保護するキューティクルを開く事で大きなダメージに。アルカリ剤によって明るいトーンの髪色にはなれますが、それによって薬剤の強い影響が与えられ、髪が傷む原因になります。

ブリーチとヘアカラーの違いは？

ヘアサロンで髪色を変える時によく聞かれるのがヘアカラーとブリーチという言葉。どちらも髪色を変える為に取り入れられる物ですが、ヘアカラーとブリーチとは何が違うのでしょうか。ヘアカラーとは、髪を染めるカラー剤の事。元の髪の上から色を乗せる事で髪色を変えるのが主な目的になります。一方でブリーチは髪のメラニン色素から分解・脱色をするのが特徴。ヘアカラーは元の髪色はそのままなのに対してブリーチは脱色をしているので、地毛の色は明るい色に変化していきます。
このように、ヘアカラーとブリーチは根本的なメカニズムが異なるのが特徴。髪にダメージを与えたくない、暗めの色で良い、という場合はヘアカラーのみで髪色を変えるのがおすすめです。髪をもっと明るくしたい、ヘアカラーの色をしっかりと出したい、という場合はブリーチ×ヘアカラーの組み合わせが最適。自分がどういった髪色にしたいのかを考えながらブリーチとヘアカラーを選択していきましょう。ブリーチをする場合は髪の毛あがとても大切になるので、そういった所も意識する事が大切です。

髪をブリーチする時の説明書

「ブリーチが気になるけど、具体的にどのような物なのか事前に知っておきたい」という方も多いのではないでしょうか。髪に与えるダメージが大きいと言われているからこそ、事前にブリーチに関する予備知識を備えておく事は大切になります。そんな時に役立つブリーチの基礎情報をまとめました。ブリーチのメリット、色持ちはどのくらいなのかなど、基本的な事を把握しておけば、ブリーチをするか否かの判断材料になるはずです。
ブリーチにはメリットがある一方で、髪にダメージが加えられるというデメリットもあるので、そういった所を踏まえた上でヘアカラーを決めるのがおすすめ。ブリーチのデメリットを克服出来るような髪のケアをしていけば影響は最小限に抑える事が出来るので、基本情報をチェックしてブリーチにチャレンジするか決めてみてください。

ブリーチするメリットは？

ブリーチは髪へのダメージが大きなデメリットとして挙げられていますが、メリットもあります。ブリーチのメリットとして挙げられるのが、ヘアカラーの色を綺麗に出せるという事。ブリーチをしていない場合、地毛の色が邪魔をしてなかなかヘアカラー本来の色味を出す事が出来ません。日本人の髪には特有の赤みがあるので、そういった地毛の色が邪魔をしてしまうのが理由となります。「ヘアカラーをしてみたけど、思ったような色にならなかったな」という場合は、地毛の色が影響しているのではないでしょうか。
ブリーチをして髪のメラニン色素を分解・脱色していれば、ヘアカラーの色味が邪魔される事が少なくなります。その為、ブリーチ後の髪はヘアカラーの色を出しやすいのが魅力。おしゃれなヘアカラーもブリーチ後の髪であれば再現しやすく、垢抜けた印象になります。また、ブリーチによって髪が脱色されているので明るめトーンにもチャレンジ出来るのもメリット。西洋人のような明るく透明感のあるヘアカラーもブリーチ後の髪なら叶えられるので、イメージチェンジをしたい場合にもブリーチが人気を集めています。

髪色はどのくらい持つの？

ブリーチをした後に気になってくるのが「どのくらい髪の色が持つの？」という事です。折角ブリーチをしてヘアカラーをしたのであればなるべく長く髪色をもたせたいのが本音。一般的に、ブリーチ後のヘアカラーの持ちは一週間程度と言われています。ブリーチ後の髪は色落ちする毎に黄ばみが出てきてしまう事があるので、色落ちが始まったら要注意。トリートメントなどでしっかりとケアをしていれば色落ちするまでの期間を延ばす事も出来るので、そういった事も意識しておきましょう。
「ブリーチをした時の色落ちも楽しみたいな」という時は、濃いめのヘアカラーを入れるのが最適です。濃いめにヘアカラーを入れておけば、徐々に色落ちしていく髪色の変化を楽しめるのが魅力。ヘアカラー直後とは違うニュアンスの髪色になるので、そういった事も考えながら髪色を決める事も大切になります。

ダブルカラーって何？

ヘアサロンで聞かれる言葉としてはダブルカラーという言葉もあります。「ブリーチとダブルカラーって何が違うのだろう？」と思った方も多いのではないでしょうか。ダブルカラーとは、2段階に分けてヘアカラーをする方法の事を指します。通常、ダブルカラーと言うとブリーチ+ヘアカラーを意味するのが覚えておきましょう。ブリーチをしてからヘアカラーで髪を染めるのがダブルカラーとなるので、言葉の意味の違いを把握しておけばヘアサロンでもオーダーしやすくなるはず。
このようにブリーチには備えておきたい基礎知識が色々あります。ヘアサロンへ行く前に知っておけば、ブリーチをするかどうか決めやすくなるはず。綺麗なヘアカラーを叶えたい時は、ブリーチを取り入れてみてはいかがですか。

髪のダメージが少ないブリーチ剤

おしゃれな髪色に仕上げる事が出来るブリーチですが、やはり「髪へのダメージが気になる…」という方も多いかもしれません。トリートメントなどでケアをする事も大切になりますが、ブリーチそのものがダメージの大きくないタイプである事も重要なポイント。ブリーチには様々な種類があり、中には髪への影響を最小限に抑えられるブリーチ剤もあります。そうしたブリーチ剤を使っていけばヘアカラーを楽しみたい時にも安心。ヘアサロンによって取り扱っているブリーチ剤が異なる事もあるので要チェックです。

ブリーチをする為にヘアサロンへ行く場合は、どういったブリーチ剤を使っているのか、トリートメントケアはちゃんとしているのかなどを事前に調べておく事も大切。人気を集めているヘアサロンであれば選択肢が多い場合があるので、比較をしながら行くヘアサロンを決めてみましょう。ヘアサロンを決める1つの基準として、ブリーチ剤の種類を把握しておくのがおすすめ。ダメージが少ないブリーチ剤はどんなタイプがあるのかご紹介します。

ブリーチサプリ

髪のダメージが少ないブリーチ剤として挙げられるのがブリーチサプリ。ブリーチサプリの特徴は、ゆっくりとブリーチ剤が浸透していくという事です。徐々に薬剤が浸透していく事によって髪へのダメージを最小限に抑えられるのが魅力。ブリーチをする時間はかかりますが、その分だけ髪に影響が加えられにくくなります。ただし、ブリーチサプリは他のブリーチ剤と比べて髪のトーンが明るくなりません。暗めの髪色でもOK、髪へのダメージを抑えたいという方はブリーチサプリを使うのがおすすめです。

Rブリーチ

続いて注目しておきたいのがRブリーチというブリーチ剤。Rブリーチは、トリートメントケアをする事が出来るブリーチ剤です。ブリーチと言うと髪へのダメージが大きい事が多いですが、Rブリーチの場合はトリートメントケアも同時に行う事が出来るのでツヤのある仕上がりになるのが特徴。ブリーチそのもののダメージはあまり変わりませんが、トリートメントケアを行なっているので髪の質感が良くなります。Rブリーチで髪色を変えた後は軽くツヤのある質感になると評判。綺麗な髪をキープしやすくなります。ただし、Rブリーチは他のブリーチ剤と比べると明るめのトーンを出しにくいというデメリットも。通常のヘアカラーであれば綺麗に入りますが、ホワイト系のヘアカラーにしたい場合は明るさが足りない可能性があります。ホワイト系ヘアカラー以外の明るめトーンのヘアカラーであれば綺麗な髪色に仕上がるので、やりたいヘアカラーに合わせてブリーチ剤を選んでみてください。

ファイバープレックス

ブリーチをした時に気になるのがダメージが与えられた髪の枝毛。枝毛が沢山出来ていると髪が綺麗に見えず、パサパサとした質感にもなってしまいます。そんな枝毛をなるべく抑えられると人気を集めているのがファイバープレックス。ファイバープレックスもRブリーチと同じようにトリートメント効果のあるブリーチ剤になります。ブリーチそのもののダメージを抑えるのではなく、トリートメントケアを同時に行う事で髪への負担を軽減しているのが特徴。ファイバープレックスでブリーチした後もツヤのある仕上がりになります。
ファイバープレックスの場合は、しっかりと髪のトーンが明るくなるので「ハイトーンにチャレンジしたい！」という場合にもおすすめ。髪への負担を抑えながら明るいヘアカラーにする事が出来ます。他のブリーチよりも枝毛が出来る率が減った、という評判もあるので枝毛が気になる方にも最適ではないでしょうか。

オラプレックス

オラプレックスにもトリートメント効果があり、他のケアブリーチと比べても髪のツアが出やすいと言われています。ブリーチをした後にパサパサとした髪質にしたくない、という場合にオラプレックスがおすすめ。枝毛も出にくいと言われているので、そういった部分が気になる方にも最適です。オラプレックスを使った場合も髪色がしっかりと明るくなるので、ハイトーンにしたい時に取り入れてみてはいかがですか。
オラプレックスの良い所はホームケアもあるという事。他のケアブリーチにはホームケアはありませんが、オラプレックスにはあるのでヘアサロン以外でもしっかりとケアをする事が出来ます。このようにケアブリーチにも色々な種類があるので、その違いを踏まえた上でどれを使うのか決めてみてください。ただし、ケアブリーチと言っても全く傷まないという事ではありません。ブリーチをするという事はある程度のダメージを髪に与えるという事になるので、ブリーチ後のケアは忘れないようにしましょう。

ブリーチした髪のケア方法

ブリーチをした後はヘアサロンでトリートメントケアをしてもらうのは勿論の事、ホームケアも大切になります。ブリーチ後の髪のダメージを放っておくと、キューティクルがどんどん傷んで切れ毛や枝毛の原因に。髪色が綺麗だったとしても、ダメージが与えられた髪は魅力的に見えません。そうならないようにホームケアを行なって艶やかで魅力的な髪質をキープしていくようにしましょう。
ホームケアをちゃんとやっておけば、色落ちの速度も遅くする事が出来ます。色落ちの原因の1つとなるのがキューティクルの傷み。キューティクルが傷んで開いた状態になると色落ちの速度も早くなります。ケアをしてツヤを保っていればお気に入りの髪色も維持しやすくなるので、ヘアカラーを長持ちさせるという意味でもホームケアは怠らないようにしてみてください。

シャンプーを見直す

ブリーチ後の髪のケアとして気をつけておきたいのがシャンプー。ブリーチをした時の髪はダメージを受けてデリケートになっています。洗浄力が強過ぎるシャンプーを使うと髪へ負担をかけてしまうので要注意。ブリーチをした後は、髪に優しいアミノ酸系のシャンプーなどを使うのがおすすめです。また、カラーシャンプーを使うのもおすすめの方法。カラーシャンプーとは色素が入ったシャンプーの事で、ブリーチ後の色落ちを抑える事が出来ます。
カラーシャンプーにはパープルやシルバー、ピンクなど様々なタイプがある為、ヘアカラーの種類に合わせて選ぶ事が大切。アッシュ系ならシルバーやパープル、暖色系ならピンク、といったようにヘアサロンで相談しながら最適なカラーシャンプーを選んでおくと安心です。

ホームトリートメントをする

ホームトリートメントも欠かさないようにしましょう。トリートメントは髪に栄養成分を浸透させ、ツヤを保つ効果があります。ブリーチ後の髪にしっかりと栄養を与える事で痛みを軽減する事が出来るので、積極的に取り入れてみてください。自分の髪質のあったトリートメントを使うようにすると、枝毛や切れ毛も軽減するはずです。ブリーチ後は特にトリートメントを意識したヘアケアをしておくのがおすすめ。コンディショナーだけだと髪の表面をサラサラにするだけでなので、トリートメントを使ってケアをすると良いでしょう。

洗い流さないトリートメントをする

洗い流さないトリートメントを取り入れる事も大切になります。濡れた髪はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態になっているのがポイント。その状態でドライヤーの熱を当てると髪にダメージが与えられ、乾燥状態になってしまう可能性があります。そうならないように、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントで髪をケアしておきましょう。洗い流さないトリートメントで髪の表面を保護し、栄養成分を与える事でドライヤーの熱による影響を軽減する事が出来ます。

ドライヤーでしっかり乾かす

洗い流さないトリートメントをつけたら、ドライヤーで乾かしていきましょう。ここで大切になるのがドライヤーを当てる順番。ドライヤーをかける時、毛先から乾かしていませんか？毛先から乾かすと乾燥してパサつきやすくなるので要注意です。ドライヤーをかける場合は、前髪や根元からかけるのがおすすめ。根元から乾かしていく事で、効率的に髪を乾かす事が出来ます。髪の毛先は特に傷みやすいので、なるべくドライヤーを当てる時間を少なくする事が大切。根元から乾かし、最後にさっと毛先を乾かしましょう。ドライヤーで全体を乾かしたら冷風を当てて仕上げます。冷風を当てる事でキューティクルが引き締まるので、忘れないようにしてください。

ブリーチに最適のカラーシャンプー

ブリーチ後に大活躍するのがカラーシャンプー。ヘアカラーの色持ちを良くしてくれるので、お気に入りのカラーシャンプーを見つけておきましょう。

ナプラ/N.エヌドットカラーシャンプー

価格：2,500円
成分：加水分解シルク・シアバターオイル・ブロッコリー種子オイルなど

ナプラのカラーシャンプーはシアバターオイルなどのケア成分を多く含んでいるのが魅力。カラーの種類も豊富で高い人気を集めています。

シュワルツコフ/グッバイイエローカラーシャンプー

価格：1,400
成分：ヤシオイル由来の天然系洗浄成分など

ブリーチ後の黄ばみが気になる時はシュワルツコフのカラーシャンプーがおすすめ。黄ばみを抑え、透明感のある髪色をキープしやすくなります。

スロウ/カラーシャンプーアッシュ

価格：1,285円
成分：スクワラン・ヒマシオイルなど

スローのカラーシャンプーはアッシュ系ヘアカラーの色持ちにこだわっているのが特徴。アッシュ系ヘアカラーにした時に最適です。

ブリーチなら叶えられる髪色

ブリーチだからこそ叶える事が出来る髪色は沢山あります。綺麗な発色を楽しめるおすすめのヘアカラーをチェックしていきましょう。

ピンクベージュ

フェミニンで可愛らしい印象にしたい時はピンクベージュがおすすめ。ベージュにピンクが入る事で優しげな印象になります。ブリーチをしていれば透明感のあるピンクベージュに仕上がるので、女性から大人気。

オリーブアッシュ

おしゃれ感を出したい時はオリーブアッシュがおすすめ。髪の赤みを抑え、軽やかで透明感のある仕上がりになります。ほんのり入ったオリーブカラーがスタイリッシュな印象を与えてくれるのも魅力です。

アッシュブラウン

柔らかく温かみのある印象にしたい場合はアッシュブラウンにしましょう。アッシュで髪の赤みを抑えつつ、ブラウンで温かな質感を出すのがポイント。男性ウケもバッチリな人気のヘアカラーです。

グラデーション

ブリーチをしたらグラデーションにするのもおすすめ。グラデーションとは、毛先に向かって徐々にヘアカラーを変化させていく方法の事です。ブリーチをしていればグラデーションも綺麗に出やすいのが嬉しいポイント。明るめのヘアカラーもグラデーションなら入れやすいのではないでしょうか。

ブリーチで憧れの髪色になろう♡

ブリーチをしておけば、思った通りのヘアカラーにする事が出来ます。ピンクベージュやオリーブアッシュといった人気のヘアカラーも綺麗に染められるのがブリーチの良い所。ただし、髪へのダメージは避けられないのでトリートメントでケアをする事も大切になります。艶やかで綺麗な髪色を絵m座していきましょう。